ベッカム ヴィクトリアに感謝 パリSGで現役を引退 [スポーツ]
元イングランド代表で、現在パリSGに所属するデイヴィッド・ベッカムが、
今シーズン限りで現役を引退すると、発表しました。
ベッカムは引退表明の時に、 「家族なしでは、ここまでやってくることはできなかっただろう
夢をかなえるための、両親の貢献に感謝しています。鼓舞して支えてくれた、
ビクトリアと子供達には感謝している。」と語っていました。
ベッカムは、マンチェスター・ユナイテッド(マンU)や、イングランド代表として活躍後、
米メジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーに移籍して
拠点をアメリカに移し、3人の息子と1人の娘を育ててきました。
さらに通称「ベッキンガム宮殿」と、呼ばれる豪邸を売り払ってしまい、
本国イギリスのファンからは、 「育ててもらったイギリスを捨てる恩知らず」と
非難されていましたが、その中でも支えてくれた家族には、本当に励まされたんでしょうね。
その後、フランス1部リーグの強豪、パリ・サンジェルマン(PSG)に移籍。
そこで受け取る報酬はすべて子供たちのための慈善基金に寄付すると発表し、
ベッカムのサッカーにかける情熱に、フランスをはじめ世界のサッカーファンが熱くなりました。
なぜイギリスでなくフランスでプレイするのかと聞かれ、
「イングランドではマンチェスター・ユナイテッド(マンU)以外ではプレーしたくなかった」
と述べて、自分を育ててくれたマンUに対する、熱い思いを語っていました。
つい最近、ワールド・ツアーを計画していたスパイス・ガールズが、
ビクトリア・ベッカムが不参加を表明したため、活動停止すると報道されていましたが、
ビクトリアが不参加を表明したのは、ベッカムの引退が原因だったんですね。
再結成ツアーも大人気のビクトリア抜きではできないと残りの4人が判断したようです。
引退するベッカムには、日本のJリーグの監督などになってもらって
活躍してくれるのを期待したいですね。
2013-05-17 18:44